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仕事と育児をがんばる女性を応援してくれる世話焼きさんが集まる村

水上村役場-椎葉さん
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水上村って一体どんなところ?
仕事と育児の両立に励む水上村役場広報の椎葉真珠美さんにインタビュー。

水上村の自慢は「人」

水上村の自慢といえば?

椎葉さん:「世話焼きな人ばかりの温かい村」

人の温かさです。人と人との距離感が近いのは水上村の良いところ。初対面の人でも気軽に話しかける方も多く、スーパーに行けば立ち話をするし温泉に入れば知らない人でもいつの間にか仲良くなっています。
子どもと散歩すれば「ジュース飲む?」などと地域で子どもをかわいがってくれるのも水上村。よその子どもでも、怒るべき場面ではしっかり注意してくれる人も多く、村全体で子どもを見守る姿勢があるので、子育てしやすい環境だと思います。

水上村で働こうと思ったきっかけは?

椎葉さん:「やっぱりココ。水上のために働きたい」

地元である水上村で働くか、都心に出て働くか、悩みましたが、家族や祖父母が進むべき道を後押ししてくれたことで、水上村の役場職員として働くことを決めました。責任を持って地元のために働けることに「やっぱりここだな」と第六感が働きましたし、あらためて家族の大切さ水上村の温かさを感じて、この地を選んだのかなと思います。

情報発信と子どもの教育を考えたい

今の職場で一番のやりがいは?

椎葉さん:「水上村の最新情報を発信することが楽しい」

私の仕事は、広報として水上村で起こっていることを「広報紙」という形にして発信していくこと。カメラを持って撮影をして、文章を書いて。取材先での出会いは他の業務でも繋がるので、それが楽しいですね。ここ近年は陸上イベントが盛り上がりをみせているので、どうすればもっと広報紙を見てもらえるか考えるのもやりがいがあります。

水上村で「やってみたい」ことはありますか?

椎葉さん:「村外の子どもと交流する機会を」

広報の仕事とは異なりますが、水上村に住む子どもと他の土地の子どもが交流する機会を与えたいです。自分が子どもの頃も少子化と言われていましたが、我が子の時代はそれ以上に深刻化していると思います。例えば、山村留学みたいなものが実現できれば、社会性の向上にも繋がりますし、来村した子どもたちが田舎に興味を持つきっかけになればいいなと。いろんな人が水上村に関わることで、少子化問題にも前向きに考えていけるし、移住定住に関心を持つ人が増えたら嬉しいですね。

共働きでも子育てしやすい環境

子どもを持つ親として水上村の環境で感じることは?

椎葉さん:「子育てを支援するサポートが手厚い」

ここでは二馬力(共働き)が多く、女性が働くことは珍しくありません。だからこそ子育てに関する支援が他の地域よりも優れているのが水上村。出産の祝い金はもちろん、高校生までは医療費が無償。また、高校生への通学費などの補助や、大学などへの進学の際には奨学金制度もあり、自分も助かった身です。

周りとの人間関係や交流はどうですか?

椎葉さん:「交流も多く顔見知りが自然に増えます」

保育園主催のイベントやお祭り、親子給食会、発表会など親同士が交流できる機会がたくさんあるので、いつの間にか顔見知りが増えている状態。プライベートでも、ご近所さんとバーベキューなどをして楽しんでいます。子どもたちもすぐに打ち解けて勝手に自分たちで遊んでくれるので親としても安心です。

休日はどのように家族と過ごされますか?

椎葉さん:「近所を散歩するだけで楽しい」

市房山の近くに住んでいるので、家の目の前は田んぼや小川など自然がいっぱい。朝日がパーッと照らしてくれる素晴らしいところなので、お休みの日は子どもと一緒に近所を散歩しています。子どもからすれば全てが遊び場ですから、思いっきり身体を使って遊んでほしいですね。

水上村に移住を考えている人に向けてアドバイスをお願いします

椎葉さん:「自分の目で水上村を見てほしい」

水上村の人と、ぜひ絡んでみてください。方言がすごいかもしれませんが、きっと思い描いているイメージと変わると思うので。交流することで距離が近づいていくはず。田舎ならではの風習や人柄に触れてもらえると、水上村という土地が分かってもらえると思います。